運輸安全マネジメント
はじめに
日頃より当社をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
今般当社はお客様の輸送の安全を第一に考え、絶えず輸送の安全性の向上に努めるべく、経営トップから全事務員、乗務員に至るまで全社員が一丸となって運輸安全マネジメントを導入・実施する運びとなりました。
全社員が『お客様の安全確保を何よりも優先して考え、行動する』という意識をしっかり持って取り組んでまいりますので、今後も引き続きご愛顧賜りますようよろしくお願い申し上げます。また私は以下の項目を遵守することを誓います。
- 輸送の安全の確保に関する最終的な責任を有します。
- 輸送の安全の確保に関し、予算の確保、体制の構築等必要な措置を講じます。
- 輸送の安全に関するPDCAのサイクル(計画の作成、実行、チェック、改善)により継続的に輸送の安全性の向上を図ること等、輸送の安全を確保するための業務の実施及び管理の状況が適切かどうかを常に確認し、必要な改善を行ないます。
平成24年7月吉日
岩佐雅史
当社の基本方針
1.お客様の安全確保を何よりも優先して考え、行動する
1.法令遵守を徹底し、交通社会の模範となる運転・行動に努める
当社の取り組み
- 毎日の朝礼実施により社長をはじめ全社員が「輸送の安全の確保が最も重要である」との意識を徹底させた上で仕事に取り組む。
- 全社員(事務員・乗務員全員)が出勤点呼時に機械によるアルコールチェックを受け、飲酒運転を撲滅する。
- 全車両にドライブレコーダーを設置して乗務員に防衛運転を促すと共に、事故やトラブルの究明が容易になることで運行管理者の業務の効率化を図る。
- 年度末に1年間無事故の乗務員を表彰する。
- 全乗務員は定期的に独立行政法人・自動車事故対策機構主催の適性診断を受け、自分の性格や動作の判断力を認識して安全運転の向上に努める。
- 運行管理者及び補助者は各種団体の主催する輸送安全に関する講習に積極的に参加し、常に安全確保に関する最新の情報の入手に努める。
令和6年度輸送の安全に関する目標の設定及び計画の作成
- 乗務員目標
- 死亡事故・重大事故 0件
- 車内事故(扉開閉時を含む) 0件
- 車外・物損事故(軽微なものを含む。バック事故・車庫内での事故は含まず) 6件以下
- バック事故 4件以下
- 車庫内および車庫出入り中の事故 0件
- 年度内複数回事故惹起者 0名
- 日常点検不備(運行後のメインスイッチの切り忘れ等バッテリー上がりを含む)による運行トラブル 0件
- 年間無事故・無違反表彰者数 年度末時点で在籍1年以上の乗務員総数の60%以上
- ヒヤリハット情報の提供 各乗務員年間72件以上(毎月最低5件以上)
- 健康問題起因による運行トラブル 0件
- 明らかな運転マナー違反による苦情 0件
- 対策
- 乗務前日は極力睡眠をよく取る
- 乗務中は譲り合いの気持ちを持って、決してイライラしない
- 車間距離をしっかり取ってスピードを出し過ぎない
- 急発進・急ブレーキ・急ハンドルを行なわない
- 駐車場等バックする際は人やモノが何かしら存在するものだと認識した上で、より慎重に運転する
- お客様にシートベルト着用のアナウンスかつ着用の目視確認、および乗降口の注意喚起を確実に行い、車内事故防止に努める
- 毎日運行前・運行後の車両点検を確実に行う
- 日々の健康管理に努める
- 日々防衛運転に努める
- 事務員目標
- 日常点検不備による運行トラブル 0件
- ヒヤリハット情報の収集 年間1,400件以上
- 健康問題起因による運行トラブル 0件
- 異常気象、道路状況悪化等による運行トラブルの発生 0件
- 運行指示・連絡不足による運行トラブル 0件
- 出勤時のアルコールチェックによる飲酒判明 0件
- 年度内複数回事故惹起者 0名
- 対策
- 整備管理者が主体となって、定期点検や日常の点検を徹底して行う
- 車両故障が生じた場合は、その原因を突き止め、同じ箇所の故障トラブルを防ぐ
- 常に天候状態・路面状態・経路の状況を把握し、例えば降雪時には早めにタイヤチェーンの装着を乗務員に指示するなど迅速・的確な判断をする
- 日頃から乗務員とよくコミュニケーションを取り、乗務員が情報提供しやすい雰囲気作りに努める
- 緊急事態発生時には事務員全員が協力して関係各所へ的確かつ速やかに連絡し、指示を受け、その旨を速やかに乗務員に伝える
- 日々の業務においてクライアントと密に連絡を取り合い、乗務員が確実に運行を遂行できるよう的確にフォローする
- 役員および運行管理者、補助者自ら飲酒に対して強い意識を持ち、乗務員の模範となるべく日々率先してアルコールチェックを受ける
- ヒヤリハット情報をもとにハザードマップを作成し、乗務員にフィードバックを行い事故防止に努める
- 点呼を確実に実施する
目標の達成状況
令和5年度(令和5年4月〜令和6年3月)目標の達成状況ご報告
- 乗務員目標
- 死亡事故・重大事故 目標0件 結果0件 達成
- 車内事故(扉開閉時を含む) 目標0件以下 結果0件 達成
- 車外・物損事故(軽微なものを含む。バック事故・車庫内での事故は含まず)
- 目標4件以下 結果7件 未達成
- バック事故 目標2件以下 結果5件 未達成
- 車庫内および車庫出入り中の事故 目標0件 結果0件 達成
- 年度内複数回事故惹起者 目標0名 結果3名 未達成
- 日常点検不備による運行トラブル 目標0件 結果0件 達成
- 年間無事故・無違反表彰者 目標 年度末時点の乗務員総数の60%以上 結果66.6% 達成
- ヒヤリハット情報の提供 目標 各乗務員年間72件以上(毎月最低5件以上) 結果 全乗務員達成
- 健康問題起因による運行トラブル 目標0件 結果0件 達成
- 明らかな運転マナー違反による苦情 目標0件 結果0件 達成
- 事務員目標
- 日常点検不備による運行トラブル 目標0件 結果0件 達成
- ヒヤリハット情報の収集 目標 年間1100件以上 結果1262件 達成
健康問題起因による運行トラブル 目標0件 結果0件 達成
異常気象、道路状況悪化等による運行トラブルの発生 目標0件 結果0件 達成
運行指示・連絡不足による運行トラブル 目標0件 結果0件 達成
出勤時のアルコールチェックによる飲酒判明 目標0件 結果0件 達成
年度内複数回事故惹起者 目標0名 結果3名 未達成
総括
今年度はコロナの影響がほぼなくなり、運行回数が昨年度より増加した中、それに伴い物損及びバック事故が昨年度より増えてしまったことは遺憾であるが、事故の大半があと僅かの注意力で防げた軽微なものであり、このことはコロナ禍以前の事故件数及び事故内容と比較すると大きく改善した点であると評価できる。
しかしながら今年度も昨年同様、複数回事故を惹起した者が複数名出たことは残念であり、次年度こそは全員が目標を達成できるよう、研修内容を更に充実させて日々事故なく安全運行に取り組んでいく所存である。
自動車事故報告規則第2条に規定する事故
(転覆、転落、火災、踏切事故や死傷者が生じるなどした重大事故)に関する統計
令和5年度・・・0件
・過去の目標達成状況についてはコチラから
過去5年間の主な事故件数の統計
|
死亡・重大事故 |
バック事故 |
年間無事故表彰者数 |
平成31年(2019年)度 |
0件 |
16件 |
8名 |
令和 2年(2020年)度 |
0件 |
5件 |
10名 |
令和 3年(2021年)度 |
0件 |
4件 |
5名 |
令和4年(2022年)度 |
0件 |
2件 |
8名 |
令和5年(2023年)度 |
0件 |
5件 |
8名 |
公表すべき輸送の安全にかかわる事項等
輸送の安全のために講じた措置及び講じようとする措置
輸送の安全に係る情報の伝達体制その他の組織体制
輸送の安全に関する教育及び研修の実施状況
輸送の安全に係わる内部監査の結果並びにそれに基づき講じた措置及び講じようとする措置
安全管理規定
初任運転者に対して行う「安全運転の実技指導」
安全統括管理者
岩佐雅央